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 ←Ich warte auf dich. (君を待って) →Bier und Pudding
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If …(ソンミンをめぐる冷ややかで温かい…)

せめて じょうずに せめて

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鍵はかかっていないし
ノックなんてしない。


したってきっと
今の兄さんは開けてくれはしないだろう


立ち上がって
こちらに来ることが出来ないから。




きぃ、と鳴ってしまって
兄さんは少しだけむくりと揺れた。


明かりをひとつも点けずにベッドの上で壁を向いて
丸くなっている。



ベッドなら
僕の部屋にもあるじゃないか

そっち向いてないで
可愛い顔を見せておくれよ。




「ソンミン兄さん、、、ミニ、」

きし、と枕元に腰掛けても
今度は何も動いてくれない。




ねえ、ごめん
怖がらせてごめんよ
大声出して悪かったよ。


だから

「ねぇ、起きて。向こうで
ワイン、飲もうよ。」

「…いい。」

くぐもった 微かな声が応えた。


「でも、せっかく兄さんが買って来てくれたんだし、」



「さっきは…さっきは嫌そうだったじゃない。僕がお酒買ってはいけないの。一人で出掛けてはいけないの。他の人にあげようとしたものだから…」


そうじゃない、
そうだけど、
そうじゃなくて


「…キュヒョンに買ったから、いけないの。」

ちくり、

「お礼だったんだ。だ、って迷った僕を、助けてくれた…」


まだ言うの


「だから、言ったろ、あれはキュヒョニが嘘を教えたか「そんな筈ない。嘘だったら、わざわざ迎えに来てくれたりしないもの。 」

「…。」

これは、さっきもやったこと。


「…だとしても、ホントに彼がわざとやったとしても、仕方ないの。ワイン、突き返されて、分かったもの…僕が、怒らせているんだから、僕が…わるいんだ。」

だ か ら
その癖やめてって…

「ジョンウン兄さんだってそうだ。」

ぐさり、

「僕が自分を棄てるようなこといったから、、僕が、」

やめて

「なのに…あん、な奴ら、とか…殴るとか、騙す、とか…」



だって
悔しいじゃないか
何も悪くない兄さんが傷つくなんて


だって怖いじゃないか
また
どこで、いつ傷つくかなんて


僕の 知らないとこで




けほ


空咳が返答の代わりに
静かな部屋の中に落ちたら

「ごめんね…」

兄さんはこちらを見えないまま
手を伸ばして僕の体を探り当てた。

優しく摩るのは
兄さんがさっき、強く叩いた胸だ。

「俺はいいんだ。」

叩かれるようなことをしたから きっと。



あの
兄弟たちがあんまりにも
あなたを惑わすから


こんなに
優しいのに



僕が忘れてしまったから、怒るのは当然さ

兄さんは言う。

僕が、

忘れられたからって
兄さんに酷いことする奴らだ
って言ったから。





「泣かないで、ミニ。」


兄さんの泣き顔を見られるのは僕だけ。

でも泣かす人にだけはなりたくないんだ
でも他の誰かのために泣いて欲しくないんだ



ぐす

鼻を鳴らしながら兄さんは仰向けに寝返りを打つ。

前髪が流れて
潤んだ瞳でこちらを見上げる表情が


なんて扇情的


思わず唇寄せようとしたのを
真っ直ぐ見て言った。



「シウォニも、僕のことで泣けばいいんだ。」




何を今更

そんなのは

とっくに。



胸に伸ばす手を
優しく強く握って


空咳がもうひとつ



「僕が、出掛けるの、そんなに心配?
誰かと、僕が覚えていない誰かと会うのはそんなに心配?」


そうじゃない、
そうだけど、
そうじゃないんだ。


「僕のこと、好きだから、」

なんだ、分かって

「、僕が、シウォニのことしか頭に残ってなくて
シウォニから離れられないから
好きだと思うの?」


何てこと、言うんだ。


彼らのこと
覚えてもいない奴ら呼ばわりしたから?
その程度の彼らを気に留めることはないって

口走ったから?


「ぼくが 思い出しても 他の人のこと 覚えても
好きでいてくれ…」


、黙らせたい口を唇で塞ぐなんて


ドラマだけの話じゃなかったんだ、という自嘲。

あんたはどうなの、と聞き返したい自分を塞いだんだろうけれど。





あの、反抗期の弟が皮肉たっぷりに言った言葉を思い出した。




首輪は無理でも

握っている手に力を込めて







ああ、
閉じ込めておきたい。











  
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~ Comment ~

すっももさぁ~……ん!

しゅしゅしゅどー更新が……見損ねた……?(泣)

あーもーいー!

しおぉにぃ~……!

みにぃ~……!

可愛い!!

ともさんw

すいません

これのせいで1.2限逃した上に卒論進まなかったことによる「自分嫌いタイム」に突入して
お知らせする気力が無かったのであります(;゜∀゜)
申し訳、、、

そして授業中なう。
自分嫌いタイム続行しま~すΣ(´□`;)

これのせいで逃したんだ(笑)

やだーすももさん可愛い
(^◇^)

学生は大変だ!

て、私と3歳……くらいしか違わないのに

この文章力……神です★

けそけそ、ふぁいてぃん★

いやぁ起きられなくて~(;´∀`)
そして一切の教材を忘れてゆくというね…

こんなアラサーどうすか( ・ε・)



えーと、次は来週の月火くらいにキュミンを、と思っておるのですが
書き直したい感半端なくて困っております。えー、しばしお待ちを。

おぬるーん

月曜日にだ~……!


キュミンキュミンキュミンキュミンキュミン……

また明日来ます

(≧∇≦)

わたしは

ともさんを
担当編集者

とこっそり呼んでいます。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

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