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If …(ソンミンをめぐる冷ややかで温かい…)

そこが わたしの特等席☆

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深夜に帰宅して
うるさくしないように、ひとまずキッチンにて小休止を取っているところ。
先に寝ていて、と言わなければ何時まででも待っているようになってしまったけれど、、

それはそれで安心 だったのかも知れない。
ねえ、台所ってこんなに静かで冷たかったっけ?



まったく、
懲りずに仕事を持ち掛けてくれたのはありがたいとは言え、何でもかんでも盛り込まれてはかなわない。
調子に乗って 受けなきゃよかった。
また 確実な休日を獲得するため、文句を言えた立場じゃないが。


今まで、よくこれでやってこれたな。

こき、と休むのに馴れた体が 我が儘を言った。

(こんなに、疲れやすかったっけ、)


違うね、それは 足りない からだ。




背中に 体温がやって来て
めづらしく後ろから抱かれたまま、
柔らかい頬が押し付けられても 言葉なく。
「みに。ただいま。」
腕を伸ばして 髪をさらりと撫でてやると
ふふ、と揺れて、こめかみや耳が ちゅちゅ、と暖かく鳴るので心地好いらしい。

「ひげ なくなっちゃったあ、」

むにむに、と押し付けられる感触を楽しんでいると
ぷわん、と甘い匂いが言った。

「ん、人に会うんだからね。」
「ちくちく しなぁい。」

「前のほうが良かった?」

こっち、と彼の特等席 シウォンの膝に向かい合わせに座らせてやると

「どっちも、」

額に、自分の額を置いて 言う。


「遅くなって、怒ってるの? ごめ、連ら、、く ん、ちょ、と ぷゎ…みに、喋れ な、」

「い や?」

やめたほうが?

唇を最低限離さないまま
くるり と瞳が覗きこむので 首を振るまま鼻の先を擦り付ける。

「いや、やめないで。」

(ミニが、足りない。)


「随分と 酔ったね、ヒョン。
一人で 飲んでたの。」

舌を差し入れて 唇の内側の つるりとしたとこを舐めていると
びくり と跳ねて、それもシウォンを喜ばせた。

「だれと、」

他に 誰と、と言うの。

首に 回された腕がひと際きつく絞めて
彼のいちいちが、シウォンを擽る。



「でもね、電話した。」
「は、だれと、」

どんへと、ひょく と。

(ヒョク、ね。)

「きょ、すごくキレイな女優さんと一緒 って聞いた。ずっと 仕事したかったんでしょ、」

(あいつら、くれぐれも と言っておいたのに、余計なことを。)

「仕事さ。ミニが 嫌がるなら 控えるよ、」

ちがぁう、

だいぶ酔わされて、重くなった舌が 否定して

悪くもないな、と少しだけ。

「ミニも、ひとが悪いな。
一緒に飲もうと言っていたのに。」

ご機嫌伺いに、頬を包んで もういっかい
ちう、と吸って

「わ、甘。これはハズレだね。今度はもっと良いものを」

「どうして。これは 僕が、違うひとに買ったの。きゅひょ、」

慌てて その名前を口にしないために自ら唇を押し付けて
(ああ、もう 誰ひとりのことも呼ばないで。)

ねえ、しうぉな

(そう。僕の名だけ 呼んでりゃいいんだ、)




「僕が 足りなかったでしょう。」



(は、)


久々に顔が離れて
ようやく 眺められたとき、
くすくすと無邪気に笑いながら
熱ばんだ頬のあどけなさと 妖艶さ、

「しうぉな たら、焦って帰って来ちゃって おかしいの。ぼく ちゃあんと待ってるのに。
キレイな女優さん、だって。ふふ、
しうぉな、僕にかまけて彼女を作るひまもない、ってね。うふふ、ごめんねえ、
でも いいの。それで。ぼくがいるから。

好きにお仕事してきたらいい。



足りなくなったと、そう 言って。

そしたら ぼく、充たしてあげる。」



頭を抱かれて くすくす、と
別の人のためのワインの香りもソンミンの振動も
シウォンを全部覆い包んで まるで
いつになく余裕で、、






「は し た な い 。」





ぱしゃ、
冷たい水が叩きつけられて、ぺたりと床へ

「どこで、そんな厭らしいこと覚えてくるの。あ違う、そーゆうことを思い出したの?
俺は働いて きてる の。あんたといるために。寂しがるだろうから、急いで帰って、
危なっかしいから 少しでもまた休めるようにって、今 詰めて働いて、、それだけ。知らない女優のことを、何それ。
そんな こと想像するってことは、ヒョンがそうなんじゃない。俺がいない間に、

あいつらと 話せて楽しかったかい?
キュヒョニと 飲めなくて残念だったね。
じゃあこれからは好都合じゃない。

呆れるよ、ヒョン。
そんな厭らしいことしか考えられないなら、いっそ、」



は、と気づいた時には遅く、

円い黒目にたっぷりと水分が張って
下唇を 噛んで、





(大丈夫。

この顔を俺だけが見られるうちは、

まだ 大丈夫だ。)







優位置には 私が座る。







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~ Comment ~

NoTitle

ノォォォォ(T ^ T)

シウォンさん、疲れて余裕がなくなったのかな‥

ミン君泣いちゃった‥

危うい感じがなんとも。
シウォンの望む優位置は自分のため?牽制のため?
いつか壊れてしまうかもしれない、逆に永遠に続くかもしれない。
シウォンの気持ちを思うと、好きな相手を泣かせてでも確認したいこと…なんですよね。
まやかしの愛…じゃないといいのですが。

ともさん、

コメントありがとうございます。

余裕って大事よね。
余裕無かったら、どんなに小さなことでも邪魔で しかも心の隅に捨て置けないもんね。余裕ってどうしたらキープできるんでしょ。シウォンの精神力とか半端無さそう=3まさに馬並み?

てなお話でございました。

まひろさん、

わー!まひろさんっ。生きてる?生きてた!
本当にいなくなるとは思わなかっただよ。。。でもリニューアル待ちなのですね。良かった☆
二人の間には確かに『ある』のに、形とか配置とか、変わっちゃうせいで別物に見えることってあるかな、、っていうお話でございました。変わることを認められないシウォンさん、、(>_<)


コメントありがとうございます。
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