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superjunior

王様ウィーク

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ドアベルを鳴らすと奥から


「開いてるよ」


と少し乱暴な声が応えたので、



遠慮無しにイェソンは部屋に踏み込んだ。





(おお…)



目の前の光景にくらり、として声を挙げそうになるのを呑み込んだ。



ベッドの上には
イトゥクとソンミンが寄り添って座っている。


片膝を立てて胡座を掻くイトゥクの肩にソンミンがもたれ掛かっていて、

前を隠すようにシーツが巻かれているが
何も着ていないのは明らかだ。




その姿につい見とれそうになるのを思い直して
(…よく俺を入れたもんだな)




視覚が先に刺激されて、遅れて気付いた
漂う空気にイェソンは顔をしかめた。



空調によるものではない熱気と水っぽさ。それから人間の臭い。


そうか、人と人が交わった後ってこんな風なんだな、




自分のときはどうだろうと、要らぬ反省をしてしまう。



















リーダーで長兄のイトゥクがチームを離れる日がいよいよと近づいてきたある日、


メンバーの一人が提案した。


「ジョンス兄さんが行ってしまうまでの1週間さ、何でも言うこと聞いてあげるってのはどう?」




彼が旅立つまで、欲しいものや行きたいところ、望むものは何でもかなえてあげようと。兄弟たちは皆、彼がそれにふさわしいと知っていたので迷わず賛成した。


おいしいものを食べさせ、行きたいところへ連れて行き、憧れのスターに会わすでもできる限りの人脈を使って、なるべく叶えてやろうとして、


スケジュールは着々と埋まっていった。


その中でイトゥクは、イェソンを呼び出した。

SJの四男イェソンことジョンウンはトゥギにとっては一番上の弟で、

これからしばらくは彼が最年長の兄さんとなる、

だからかもしれないが、トゥギは彼だけにあるお願いをした


それが数日前のことだった。










「ジョンウナ」


鼻と肌に集中していたものを呼び戻される。



「あ、ああ、もうそろそろ…」

と、時計を示して一夜の契約の終了を告げる。


「ああ」


寝起きのせいか、珍しくイトゥクは不機嫌というか荒っぽかった。



二人して立ち上がると掛かっていたシーツが解けて



(男とはいえ、メンバーとはいえ、よくもそんな明け透けな姿、見せられるもんだな)


イェソンは少し呆れてしまっていた。


それから


「なぁ、ソンミナ」


シャワーは済ませているようで、さらりとしたソンミンの裸体が目に入った。

そらさない自分もだが、こいつもこいつだ。



「あいつはこの事知ってるのか?」

「まさかぁ」

まだ眠たそうな惚けた顔がこちらを向いた。



トゥギ兄の要望にも驚かされたが、
この弟の返答にはさらに驚いた。

兄の代わりにこの要望を伝えたとき、
ソンミンは当然目を見開いて驚いたが、しばらく俯いた後

分かった、と言って微笑んだ。




「今日あいつと出かけるみたいなこと言ってなかったか?」

「そうなの。」

いいでしょお、とソンミンはふにゃりと笑った。脇から下着を拾い上げながら。



「…おま、違う男と一晩過ごした後でよく恋人と会えるよな。」

驚いて出た声が、咎めたように聞こえたのか、


兄さん、と弟は白い目になって

「トゥギ兄さんの餞だよ?」

逆にたしなめられることになった。別にパンツを履きながら言うことではないだろうが。


「ソンミナ」

同じく下着をつけ直していたイトゥクがソンミンの腕を引いた。

見届け人の任を受けたとはいえ、今度はさすがに顔を反らす。


チュッと唇どうしが音を立てて、付いて、離れた。


「ありがとうな。」
「いえいえ。」











ソンミンが恋人のもとへ向かい、




ベッドの上やその周りの一夜の跡形と、未だに不機嫌気味な兄を交互に見て、イェソンは苦笑った。


「何だよ。」
「いや、何て言うか…」


(…意外と野獣なんだな。)




「…どうだった?」
「ぶはっ!お前、それ聞くの?」

「……ごめん。」

「……まぁ、良かった、かな。」

「…兄さん」
「ん。」

「気は済んだの?」
「…。」



「タバコやる?」
「いや、いらない。」



代わりに辛いガムを渡した。





「気は、済んだの?」
「…。」

「兄さん。」
「…分かってる。」









起こしてと頼んでおいて、その通りにすれば怒る、そんな朝に似ていると思った。

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~ Comment ~

これ、いい!!

すごい・・・このトゥギカッコいい。
感動です。

サラリとした関係をもつソンミンも・・・カッコいい。

あ、いまごろになってドキドキしてきた。

NoTitle

朝からドキドキさせちゃった^^;

雄なトゥギと

奔放ソンミン

ときたら

巻き込まれる常識人はやはりこの方かと、、、


さっそくのコメありがとうございます(^^♪

乗り遅れた完全に乗り遅れた……


このぉ話はどの引き出しにしまってあったのかな……

知らなかった~……

今 気づいたし~……

カナリにやけてしまいました~……


どんな希望やねんそして兄さんから聞くなんて


あわやあああああああ~……

恥ずかしい

ともさんまでぇ~(´Д`)
いいの?いいのね、コレ?

もぅ正解が分からなくなってきたわ~(*´∇`*)ァハハ


だって兄さんに美味しいとこ持ってって欲しかったんですもの

トゥギのピリッとした顔好きなんだもの~
ex.強心臓のヒチョルの話に泣かされる前の顔…
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